【哲学】デリダ 存在と不在 

中々次の一歩が出ない。
失う悲しみを知ったら尚更、別れが怖くて先へ進むことができない。

他者は最初から存在しない。自身が存在を知感した際(存在を意味付けた際)に他者は不在となる運命を同時に背負う。

デリダ曰く
「ある種の根源的な喪がある。<他者>はみずからを現前させず、みずからを不在とするーたとえみずからを現前させるときですら。<他者>とは、姿をけすものの一つである(C'est un disparu)。<他者>が現れるのを私が見るとき、私はすでに<他者>の不在を悲しんでいる。その消失を嘆き悲しみ、欲望し、恐れるために、私はここにいて(me voila)、すでに言っているのだ。アデュー、アデュー、君は僕を見捨てるんだね(adieu, adieu, tu m'abandonnes)。
デリダ脱構築を語る シドニーセミナーの記録 岩波書店/p144 歓待、完成可能性、責任 「一つ以上のものへの忠実さ」)


特に何も主張はないけど、デリダよかったのでメモってみた。