2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

【映画】「神々と男たち」宗教と日本

「神々と男たち」 監督:グザヴィエ・ボーヴォワアルジェリアで起こった実際の事件を基に制作された作品。 アルジェリアの内戦激化の現実に直面しながらも、そこに留まる修道士たちの思想、信念、愛を描く。自分たちの存在が、その地にすむ人々に求めれてい…

【音楽】小澤征爾「サイトウキネンオーケストラ」

知人にサイトウ・キネン・オーケストラのDVDを頂いた。 毎年松本で開かれるオーケストラの総集編だ。(Ludwig van Beethoven)(頂いたDVDの内容とは違うが、参考までに) 手塚治虫の漫画に出てきそうな、風貌。 オーケストラは詳しくないが、指揮者には、偉大…

【人】Steve Jobs×吉田兼好 禅の思想

アップルの会長、Steve Jobsが亡くなった。アップルがSteveを神格化しているとはいえ、彼のカリスマ性は凄い。 以下、スタンフォードの有名な卒業演説より抜粋。①「connecting the dots」 点と点をつなぐこと。異業界、異質の事物を上手くつなぎ合わせる事で…

【本】「ユング」と「岸田秀」から「ヤリ逃げ」を勝手に分析せんとす

ユングは、深層心理について理論を深め、分析心理学の理論創始者。ユング心理学=分析心理学。 コンプレックス コンプレックスとは、自我に服さず、ある程度の自立性をもった深層心理。 自我の統合性を乱す - 岸田秀「ものぐさ精神分析」を読み返してから、…

【映画】「抱擁のかけら」からペドロアルモドーバル作品を思い出す

「抱擁のかけら」 監督ペドロ・アルモドーバル ペネロペ美しい。 映画監督と女優の、恋愛映画である。 恋愛映画だからメッセージは色濃くないのだけれど、であるから尚更文学的色合いが強い。 ではどのような文学的色合いか、と言えば。 また時間のあるとき…